三つ子の魂百まで

最近ことわざを習っている息子は新しいことわざを知るとこれどういう意味?と
よく尋ねてくる。

「三つ子の魂百まで」ってどういう意味?
三才までにできた性格は百歳まで変わらないっていう意味だよ。と教えて、

改めてうんうん、と私がうなずく。

子どもの頃好きだったことや、ものが笑えるくらいに私自身、(旦那も)
やっぱりずーっと変わらない。
ただ少し使えるお金が増えて、大人買いできるようになってにんまりしたり、
ごっこ遊びがリアルになったくらいだなぁって思う。

相変わらず、クリープの蓋の花と花言葉を見るのが好きだし、
コアラのマーチは一個一個確認して食べるし、
おばあちゃんが座っていた自転車カバーのベルベットみたいな素材に
心くすぐられたりする。

息子がポケットの中に石や木をぎっしりつめて持って帰る、
娘が夢中になってリカちゃん人形の髪型を考えている。

いつかの自分をその姿に重ねる。

そして、未来のこどもたちの姿を目に浮かべる。

ほら、こっちにも、てかてかして「釣れたぞー!!!」と満面の笑みで釣りから帰って来たじいちゃんがいる。

これは100歳まで変わらないな~。
三つ子の魂は最強だ。

2022年5月7日